レッスン
PGAツアー参戦の大西魁斗選手が自らのチェックポイントを紹介
2025年4月9日(水)午後2:55

今回は、2025年度からPGAツアーに参戦している大西魁斗選手が登場。自身が常に気を付けている点などを語ってもらいました。
大西選手が何よりも大事にしているのは、グリップだといいます。
「ボクの場合、左手がウィークグリップになりやすいので、ストロングに握ることを意識しています。また、左手をストロングで握ると右手は横から握りやすくなるので、右手はウィーク気味に握るようにしています」(大西)
自身で語っているように、大西選手の場合は、左手の親指がグリップの真上に来てしまう傾向があるため、自分から見て左手親指が真上より右に来るように意識しているそうです。また、もともとドローヒッターで、右手が横から入りやすくなるので、右手をかぶせるように握ることを意識しているといいます。
「そのほかアドレスでは、右ワキを締めることも意識しています。というのも、テークバックで右ワキが空きやすいから。構えたときから右ヒジが真下に向くようにしています。さらにテークバックでも、ハーフウェイバックまでは右ヒジを後ろに引いてしまうような動きにならないように注意して、ハーフウェイバックからはプレーンをなぞるようにしてトップまで振り上げます」(大西)
右ヒジが引けてしまったり、ヘッドがインサイドに入ってしまうのは、アマチュアゴルファーにもよく見られる動き。このミスを犯さないようにするためには、大西選手のように、構えたときに右ヒジを下に向けることと。また、ハーフウェイバックまでは、肩のラインと両腕でできた三角形が崩れないようにして、腕の運動量と体の運動量を同調させることも重要なポイントになります。具体的には、胸の中心が動き出したタイミングで、クラブも動いていくというのが正しい動きになります。
大西選手のようなトッププロでも、少し力みが入ると腕が早く動き出して、胸の運動量よりもクラブや腕の運動量が大きくなり、それがオーバースイングの原因になって振り遅れや、クラブがインサイドから入り過ぎるというミスに繋がります。そうならないように、ハーフウェイバックまでは“三角形”を強く意識しましょう。そして、ハーフウェイバックからはプレーンをなぞるようにして上げていきましょう。
次にダウンスイングです。
「ハーフウェイバックからトップまでの動き同様、トップからのダウンスイングでもプレーンをなぞるわけですが、イメージとしては、切り返しから手を真下に下ろす感じ。実際に打つときは、手が先に下りることはありませんが、シャドースイングのときは、真下に下ろすことを意識しています」(大西)
フルスイングのときは、“手だけ下ろす”というイメージをすることは難しいと思いますが、シャドースイングの際は「ここに手を下ろすぞ」「ここにクラブが下りてくるぞ」という意識が大切で、それがクラブをプレーンに乗せることに繋がってきます。
さらにインパクト以降は、「フィニッシュを決める」ことを意識しているといいます。
「しっかりフィニッシュを取るという意識を持つことが大事で、その意識があれば、バックスイングもコンパクトに収まり、全体のバランスも良くなるからです」(大西)
大西選手が気を付けていることは、スイングの基本なので、アマチュアゴルファーもぜひ参考にしてみてください。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #130」より(放送・見逃し配信中)
大西選手が何よりも大事にしているのは、グリップだといいます。
「ボクの場合、左手がウィークグリップになりやすいので、ストロングに握ることを意識しています。また、左手をストロングで握ると右手は横から握りやすくなるので、右手はウィーク気味に握るようにしています」(大西)
自身で語っているように、大西選手の場合は、左手の親指がグリップの真上に来てしまう傾向があるため、自分から見て左手親指が真上より右に来るように意識しているそうです。また、もともとドローヒッターで、右手が横から入りやすくなるので、右手をかぶせるように握ることを意識しているといいます。
「そのほかアドレスでは、右ワキを締めることも意識しています。というのも、テークバックで右ワキが空きやすいから。構えたときから右ヒジが真下に向くようにしています。さらにテークバックでも、ハーフウェイバックまでは右ヒジを後ろに引いてしまうような動きにならないように注意して、ハーフウェイバックからはプレーンをなぞるようにしてトップまで振り上げます」(大西)
右ヒジが引けてしまったり、ヘッドがインサイドに入ってしまうのは、アマチュアゴルファーにもよく見られる動き。このミスを犯さないようにするためには、大西選手のように、構えたときに右ヒジを下に向けることと。また、ハーフウェイバックまでは、肩のラインと両腕でできた三角形が崩れないようにして、腕の運動量と体の運動量を同調させることも重要なポイントになります。具体的には、胸の中心が動き出したタイミングで、クラブも動いていくというのが正しい動きになります。
大西選手のようなトッププロでも、少し力みが入ると腕が早く動き出して、胸の運動量よりもクラブや腕の運動量が大きくなり、それがオーバースイングの原因になって振り遅れや、クラブがインサイドから入り過ぎるというミスに繋がります。そうならないように、ハーフウェイバックまでは“三角形”を強く意識しましょう。そして、ハーフウェイバックからはプレーンをなぞるようにして上げていきましょう。
次にダウンスイングです。
「ハーフウェイバックからトップまでの動き同様、トップからのダウンスイングでもプレーンをなぞるわけですが、イメージとしては、切り返しから手を真下に下ろす感じ。実際に打つときは、手が先に下りることはありませんが、シャドースイングのときは、真下に下ろすことを意識しています」(大西)
フルスイングのときは、“手だけ下ろす”というイメージをすることは難しいと思いますが、シャドースイングの際は「ここに手を下ろすぞ」「ここにクラブが下りてくるぞ」という意識が大切で、それがクラブをプレーンに乗せることに繋がってきます。
さらにインパクト以降は、「フィニッシュを決める」ことを意識しているといいます。
「しっかりフィニッシュを取るという意識を持つことが大事で、その意識があれば、バックスイングもコンパクトに収まり、全体のバランスも良くなるからです」(大西)
大西選手が気を付けていることは、スイングの基本なので、アマチュアゴルファーもぜひ参考にしてみてください。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #130」より(放送・見逃し配信中)
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