24日、国内女子ツアーのカゴメ フィランソロピー LPGAプレイヤーズ チャンピオンシップが千葉県の習志野CCキング・クイーンコースを舞台に開幕。前週のスタンレーレディスゴルフトーナメントを制した福嶋晃子が4アンダー68で回り、3位タイと好発進した。トーナメントリーダーは7アンダー65の好スコアをマークしたイ・ジウ（韓）。2打差の2位で中島真弓が追っている。

　福嶋が今季3勝目に向けて、幸先の良いスタートを切った。前半を3バーディ、2ボギーでラウンドすると、後半はノーボギー（3バーディ）の安定したゴルフを披露し、6バーディ、2ボギーの4アンダー68でホールアウト。全美貞（韓）と並び、トップと3打差の3位タイにつけた。現在賞金ランク1位の福嶋。今大会でも勝ち星を挙げ、その座を盤石にしたいところだ。

　一方、08年初勝利を狙う横峯さくらはやや出遅れた。10番から出て11番でバーディを先行させたが、18番でダブルボギー。ハーフターン後は3番でバーディを獲り、イーブンパーにスコアを戻した。しかし、それ以上バーディを奪うことはできず、2バーディ、1ダブルボギーのイーブンパー72。大山志保らとともに25位タイで第1ラウンドを終えた。ツアー9勝目をつかむために、第2ラウンドはチャージをかけて追い上げを開始したい。

　その他、前週福嶋と優勝争いを演じた上原彩子が茂木宏美らと同じ3アンダー69の5位タイで続いている。1アンダー71の16位タイに古閑美保、佐伯三貴、馬場ゆかり、1オーバー73の38位タイに諸見里しのぶ。尚、ディフェンディング・チャンピオンの張娜（中）は棄権した。