前週の大会で10打差圧勝劇を演じた23歳、三塚優子が今週も好スタートを切った。

　国内女子ツアー第16戦、プロミスレディスゴルフトーナメントが27日、兵庫・マダムJゴルフ倶楽部を舞台に開幕した。第1ラウンドの単独首位に7アンダー65をマークした三塚。1打差2位タイにタミー・ダーディン（豪）とプロ2年目の和田委世子がつけ、5アンダー67、4位に有村智恵が続いている。

　先のニチレイPGMレディスで3日間、66-69-65のスコアを並べてツアー2勝目を挙げたばかりの三塚がこの日も魅せた。ドライバー平均270ヤードの飛距離を武器に、4つのパー5のうち3つでバーディを奪うなど着実にスコア伸ばし、ノーボギーの7アンダー65。2週連続Vを狙える最高の位置で初日の競技を終えた。

　一方、今大会3連覇のかかる藤田幸希は、相性が良いはずのコースで8オーバー80を叩いて103位と大きく出遅れ。06年は古閑美保、07年は上田桃子をいずれもプレーオフで下す勝負強さを見せていたが、今大会は一転、予選通過も苦しい状況となった。

　その他上位は、ここ出場2試合予選落ちが続いている不動裕理と日下部智子が4アンダー68で5位タイ。3アンダー69、7位タイに北田瑠衣、諸見里しのぶら。また、大山志保は2アンダー70で15位タイ、古閑は1オーバー73、49位タイからのスタート。