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レッスン

方向性が安定するスイングを作る“ボール転がしドリル”

2023年9月20日(水)午前11:30

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 アイアンの方向性が不安定で、グリーンを狙ったショットが左右に散らばることが多い。アマチュアゴルファーにはそういう悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。

 プロのトーナメントを見ていると、ドライバーを左右に曲げることがあっても、ほとんどのプロがアイアンはビシッとグリーンに乗せてくるわけですが、そんなプロのようなアイアンショットがあれば、スコアが確実にアップするし、ゴルフがもっと楽しくなりますよね。

 そこで今回は、アイアンの方向性を安定させるドリルを紹介しましょう。

 まずはいつも通りに構え、ボールを右足ツマ先前か、ツマ先よりも少し外側に置きます。そして、このボールに対して、ヘッドをセットします。

 ヘッドの位置がかなり右寄りになりますが、手元の位置は左足の股関節の前辺りをキープしてください。この時点で、かなり強めのハンドファーストができあがります。

 なお、ボールを右にセットする分、フェースもかなりオープンになりますが、オープンのままでかまいません。それを無理に真っ直ぐにしないようにしてください。

 これでアドレスは完了です。この構えから、テークバックをしないで、つまりセットした状態からボールを打ってください。テークバックなしのスイングなので、当然、ボールは上がらず転がっていきますが、それでOKです。

 ポイントは、左肩、左腰など左サイドを左上に上げるようなイメージでスイングすること。左サイドを伸ばしながら、ボールをターゲットに押し出すような感じでクラブを振ってください。

 それと同時に、構えで作った強めのハンドファーストの形をしっかりキープしながら打つことが大事です。

 このドリルを繰り返しやることで、強い球が打てるハンドファーストインパクトと、方向の安定性を高めるうえでは欠かせない長いインパクトゾーンを手にすることができます。

 方向性が不安定な人だけでなく、「すくい打ちになりやすい」「アイアンで思ったような飛距離が出ない」「番手間の飛距離の差が出ず、どの番手で打っても同じような飛距離になる」という人はぜひ試してください。

★CS放送ゴルフネットワーク「プレメンレッスン!Season4 吉田直樹メソッド #3」より(放送・見逃し配信中)
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