国内男子
池田勇太が首位堅守! 「あわよくば頂点へ…」
2010年11月20日(土)午後5:21
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国内男子ツアーのダンロップフェニックスは20日、宮崎県のフェニックスカントリークラブを舞台に第3ラウンドの競技を終了。単独首位からスタートした池田勇太3バーディ、2ボギーの1アンダー70とスコアを1つ伸ばし、通算10アンダーでトーナメントリーダーの座を守った。3打差の2位タイに鈴木亨とJ・チョイ(米)がつけ、4打差の4位タイでディフェンディング・チャンピオンのエドアルド・モリナリ(伊)らが続く展開。
各ホールが松林でセパレートされた日本屈指の難コース、フェニックスCCで予選ラウンド2日間をノーボギーのゴルフで乗り切った池田。風が強まりさらに厳しいコンディションとなったこの日も安定感は健在だった。まずは4番パー5で2メートルのバーディパットを沈めると、7番パー5では2オン成功から難なくバーディ。確実にロングホールでスコアを伸ばし、ボギーなしの安定したプレーで前半を折り返す。
後半に入ってもバーディチャンス逃しのパーでスコアをキープ。ところが15番パー4でティーショットを右に曲げると、深いラフからのセカンドがグリーンに届かず。3オンのあと4メートルのパーパットもカップに蹴られ、大会初日から51ホール目にして初のボギーを叩いてしまう。さらに17番でも短いパーパットを決めきれず2つ目のボギー。それでも、後続に2打差で迎えた最終18番パー5でバンカーからの3打目をきっちりピンそば1.5メートルに寄せ、リードを広げるバーディフィニッシュでホールアウトした。
「1個や2個のボギーはもちろん想定内。最後(18番)のバーディパットは我ながらよく入れたと思う。明日に向けてモチベーションの上がる終わり方だった」と、この日のラウンドを振り返った池田。自身が憧れてやまない尾崎将司が1994年から前人未到の3連覇を達成し伝説をつくったこの大会で、“フェニックス後継者”として24歳の若大将が燃えないわけがない。その上、2002年大会で横尾要が優勝して以降、昨年まで7年連続で海外勢に優勝をさらわれている。「あわよくば頂点を目指したい」と静かに語る池田が、8年ぶりのダンロップフェニックス日本人制覇をかけて最終日に臨む。
一方、初日からの出遅れが響き49位タイで予選通過を果たした石川遼は、第3ラウンドで3バーディ、2ボギーの1アンダー70をマーク。通算2アンダー33位タイとわずかに順位を上げている。
各ホールが松林でセパレートされた日本屈指の難コース、フェニックスCCで予選ラウンド2日間をノーボギーのゴルフで乗り切った池田。風が強まりさらに厳しいコンディションとなったこの日も安定感は健在だった。まずは4番パー5で2メートルのバーディパットを沈めると、7番パー5では2オン成功から難なくバーディ。確実にロングホールでスコアを伸ばし、ボギーなしの安定したプレーで前半を折り返す。
後半に入ってもバーディチャンス逃しのパーでスコアをキープ。ところが15番パー4でティーショットを右に曲げると、深いラフからのセカンドがグリーンに届かず。3オンのあと4メートルのパーパットもカップに蹴られ、大会初日から51ホール目にして初のボギーを叩いてしまう。さらに17番でも短いパーパットを決めきれず2つ目のボギー。それでも、後続に2打差で迎えた最終18番パー5でバンカーからの3打目をきっちりピンそば1.5メートルに寄せ、リードを広げるバーディフィニッシュでホールアウトした。
「1個や2個のボギーはもちろん想定内。最後(18番)のバーディパットは我ながらよく入れたと思う。明日に向けてモチベーションの上がる終わり方だった」と、この日のラウンドを振り返った池田。自身が憧れてやまない尾崎将司が1994年から前人未到の3連覇を達成し伝説をつくったこの大会で、“フェニックス後継者”として24歳の若大将が燃えないわけがない。その上、2002年大会で横尾要が優勝して以降、昨年まで7年連続で海外勢に優勝をさらわれている。「あわよくば頂点を目指したい」と静かに語る池田が、8年ぶりのダンロップフェニックス日本人制覇をかけて最終日に臨む。
一方、初日からの出遅れが響き49位タイで予選通過を果たした石川遼は、第3ラウンドで3バーディ、2ボギーの1アンダー70をマーク。通算2アンダー33位タイとわずかに順位を上げている。