11年ぶりの賞金女王返り咲きに向けて、福嶋晃子が得意大会に挑む。

　15日開幕の国内女子ツアー、NEC軽井沢72ゴルフトーナメント（長野・軽井沢72G北C）で、ディフェンディング・チャンピオンの福嶋は連覇に挑む。昨年は2位に7打差をつけるブッちぎりで優勝したこの大会は、これまでに3勝しており、圧倒的な強さを誇っている。

　群雄が割拠する戦国時代の女子ツアーの中で、今季最初の公式戦、5月のワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップに優勝した福嶋は、現在、賞金ランキング首位。2位の全美貞（韓）とは、約1,900万円の差があるが、高額賞金大会が並ぶ秋到来前に、この差を広げておきたいところだ。

　逆に福嶋との差を少しでも縮めたい全、先週のアクサレディスゴルフトーナメント優勝の諸見里しのぶ、同大会2位の古閑美保ら好調の2人、今季惜しいところで優勝を逃し続けている大山志保、横峯さくらも参戦。真夏の避暑地が一気に熱い空気に包まれる。