国内男子
逆転賞金王狙う谷原が2打差4位に後退 池田は8位タイ
2016年12月2日(金)午後4:23
国内男子ツアーの今季最終戦、ゴルフ日本シリーズJTカップは2日、東京都の東京よみうりカントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。賞金ランキング2位の谷原秀人は通算7アンダー。首位と2打差の単独4位で決勝ラウンドを迎える。
逆転賞金王を狙う谷原は、初日に「65」をマークし首位タイスタート。この日は出だしの1番から連続バーディを奪い幸先の良い立ち上がり。さらに6番、7番でもスコアを伸ばす。しかし、9番でボギーを叩き「32」で折り返すと、後半はスコアが伸び悩み、1オーバーでフィニッシュ。トータル5バーディ、2ボギーで2アンダー68の内容だった。谷原は賞金ランキング1位の池田勇太を約3,076万円で追う立場。賞金王になるためには優勝が絶対条件で、決勝ラウンドでのビッグスコアに期待したい。
一方の池田は1イーグル、4バーディ、3ボギーとやや出入りの激しい展開となったが、通算5アンダーの8位タイと好位置につけている。通算9アンダーの単独首位には5アンダー65で回った朴相賢(韓)。1打差の2位タイにはツアー4勝の小平智、金亨成(韓)の2人が並んでいる。
その他上位は、現在賞金ランキング3位の金庚泰(韓)が通算6アンダーで藤本佳則、武藤俊憲と並んで5位タイ。ディフェンディング・チャンピオンの石川遼は、3バーディ、1ボギーの内容で通算2アンダーの14位タイとなっている。