国内男子
3年ぶりVの石川遼「結果でしか恩返しできないと思っていました」
2019年7月8日(月)午後0:34
国内男子ツアーのメジャー第2戦 日本プロゴルフ選手権大会は7日、鹿児島県のいぶすきゴルフクラブで最終ラウンドが行われ、石川遼がプレーオフでハン・ジュンゴン(韓)を下し、3年ぶりの優勝を果たした。
大雨の影響で4日の第1ラウンドが中止。6日に第2ラウンド、7日に第3ラウンドと最終ラウンドが行われたため日曜日は36ホール(+1ホール)の戦いとなった。
優勝インタビューは以下の通り。
―ラウンドを振り返って
本当に皆さんの力で勝てました。ハン選手とは優勝争いに絡むことが非常に多くて、何回も彼と戦って負けたこともありますし、挑戦者のつもりで今日はプレーできました。序盤の第3ラウンドでは2ホール連続でダブルボギーを打って、そこから一瞬切れかかった気持ちをもう一回、挑戦者になろうという気持ちでやれました。
37ホールの中でキャディにも頑張ってもらいましたし、チームの皆にもサポートしてもらいました。結果でしか恩返しできないと思っていました。
―プレーオフでのイーグルパットが決まった瞬間は
72ホール目のイーグルパットも決めたかったですが、決められなくて。最後のパットは自分の読んだラインを信じて、普段はあまり自分の読んだラインに自信を持てなかったりすることもありますが、あのパットはなぜか必ず最後、右に曲がると思ってボールが残り50センチくらい手前から曲がりだして、信じられない気持ちです。
―最後の優勝から今まで怪我もあったが、
長かったと思います。十代の頃とは体も変わりましたし、年月が経っているにも関わらず、自分の体に対して傲慢さというか甘く見ていたというか(中日)クラウンズの時に棄権となってしまい、ショックでした。
そこから2か月くらいしか経っていませんが、自分でも良いトレーニングが積めて日本プロで勝てました。
信じられないような悪い天気で木曜日がなくなって、金曜日も鹿児島市内や宮崎の方面から見に来たくも来れなかった方もいらっしゃったと思い、大会が開催されるからには自分が勝って「大会を開催して良かった」「盛り上がったね」と思ってもらえるように、ゴルフのツアーはそういうものだと思うので、それを目指して頑張って、一時は7打差くらい開きましたが、皆さんのおかげで戻ってこれました。
―ギャラリーの応援が暖かかった
36ホールついて回って頂いた方もたくさんいらっしゃいましたが「僕の優勝はもうない」と思った方もいたかもしれませんが、本当に36ホール応援して頂いてありがとうございました。諦めないで挑戦者の気持ちで一打一打やっていけば自分でもできる、本当にいい経験になりました。本当にありがとうございます。
―ついに復活
自分がここに立っているのが信じられない、夢なのかなと思うくらい、すごく遠く感じていた部分でもありました。ここに戻ってこれて選手権で優勝した、星野陸也選手とも優勝争いができて、いま調子の良い選手に勝てたことも自信になると思いますし、次回以降のツアーで応援に応えられるようにしたいです。
大雨の影響で4日の第1ラウンドが中止。6日に第2ラウンド、7日に第3ラウンドと最終ラウンドが行われたため日曜日は36ホール(+1ホール)の戦いとなった。
優勝インタビューは以下の通り。
―ラウンドを振り返って
本当に皆さんの力で勝てました。ハン選手とは優勝争いに絡むことが非常に多くて、何回も彼と戦って負けたこともありますし、挑戦者のつもりで今日はプレーできました。序盤の第3ラウンドでは2ホール連続でダブルボギーを打って、そこから一瞬切れかかった気持ちをもう一回、挑戦者になろうという気持ちでやれました。
37ホールの中でキャディにも頑張ってもらいましたし、チームの皆にもサポートしてもらいました。結果でしか恩返しできないと思っていました。
―プレーオフでのイーグルパットが決まった瞬間は
72ホール目のイーグルパットも決めたかったですが、決められなくて。最後のパットは自分の読んだラインを信じて、普段はあまり自分の読んだラインに自信を持てなかったりすることもありますが、あのパットはなぜか必ず最後、右に曲がると思ってボールが残り50センチくらい手前から曲がりだして、信じられない気持ちです。
―最後の優勝から今まで怪我もあったが、
長かったと思います。十代の頃とは体も変わりましたし、年月が経っているにも関わらず、自分の体に対して傲慢さというか甘く見ていたというか(中日)クラウンズの時に棄権となってしまい、ショックでした。
そこから2か月くらいしか経っていませんが、自分でも良いトレーニングが積めて日本プロで勝てました。
信じられないような悪い天気で木曜日がなくなって、金曜日も鹿児島市内や宮崎の方面から見に来たくも来れなかった方もいらっしゃったと思い、大会が開催されるからには自分が勝って「大会を開催して良かった」「盛り上がったね」と思ってもらえるように、ゴルフのツアーはそういうものだと思うので、それを目指して頑張って、一時は7打差くらい開きましたが、皆さんのおかげで戻ってこれました。
―ギャラリーの応援が暖かかった
36ホールついて回って頂いた方もたくさんいらっしゃいましたが「僕の優勝はもうない」と思った方もいたかもしれませんが、本当に36ホール応援して頂いてありがとうございました。諦めないで挑戦者の気持ちで一打一打やっていけば自分でもできる、本当にいい経験になりました。本当にありがとうございます。
―ついに復活
自分がここに立っているのが信じられない、夢なのかなと思うくらい、すごく遠く感じていた部分でもありました。ここに戻ってこれて選手権で優勝した、星野陸也選手とも優勝争いができて、いま調子の良い選手に勝てたことも自信になると思いますし、次回以降のツアーで応援に応えられるようにしたいです。