上田&岩田が首位タイ発進 1差3位タイに前週逆転負けの藤本
2014年5月29日(木)午後7:01
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国内男子ツアーの「?全英への道?ミズノオープン」は29日、岡山県のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部を舞台に第1ラウンドの競技を行い、6アンダー66をマークした上田諭尉と岩田寛が首位を分け合った。
今大会の上位4人(有資格者を除く)は現地時間7月17日に開幕する全英オープン(英ロイヤル・リバプールGC)の出場権を獲得することが出来る。昨年は優勝したブレンダン・ジョーンズ(豪)、金庚泰(韓)、井上信、片山晋呉が出場資格を手にした。
そんな中、この日首位タイに立ったのが上田と岩田。ホストプロの上田は昨年7年間守り続けてきたシードを失い、今大会には主催者推薦での出場だったが、ノーボギーの首位発進とチャンスを生かした。
一方の岩田は3月にタイのアマタスプリングスCCを舞台に行われた全英オープンアジア予選をトップ通過してすでにゴールデンチケットをゲットしている。今季は開幕から出場5試合のうちトップ10を外したのはわずか1試合と抜群の安定感。ツアー初優勝で全英オープンに弾みをつけることは出来るか。
また、前週の関西オープンゴルフ選手権競技で最終日バックナインで沈んだ藤本佳則が今週も好スタート。6バーディ(1ボギー)を奪って首位タイと1打差の3位タイにつけている。同順位に手嶋多一、正岡竜二。以下、4アンダー68の6位タイに昨年に続き今大会で全英行きを決めたい片山、谷口徹、宮本勝昌ら、3アンダー69の13位タイに選手会長の池田勇太、小平智、近藤共弘、この日イーグルを2つ記録した黄重坤(韓)が続いている。
現在賞金ランキング5位につける藤田寛之が1アンダー71の38位タイ、同2位の宮里優作、同3位で2週連続Vを狙う小田孔明、今季国内初登場の川村昌弘はイーブンパー72の53位タイで初日の競技を終えた。
尚、今季新たにミズノとアドバイザリープロスタッフ契約を結びホストプロとして挑んだ武藤俊憲は、インスタートの1番ホール終了後、左足首捻挫により無念の棄権となっている。