PGAツアーの公式メディアはアダム・スコット（豪）が全米オープンの最終予選会に出場するかは未定だと明かした。

　6月11日付の世界ランク60位までの選手（有資格者を除く）に全米オープンの出場権が付与されるが、スコットは現在同64位。残された道は月曜日（現地時間4日）に行われる最終予選会を突破するか、今週のフェデックス・セントジュード・クラシックで好成績を収めるしかない。

　前週のザ・メモリアル・トーナメントでは3日目を終え11位タイと好位置にいたが、最終日は1オーバー73とスコアを落とし、通算7アンダー35位タイに終わり、ポイントを大きく稼ぐことは出来なかった。

　2001年からメジャー大会連続出場記録を「67」にスコットは伸ばしており、現役選手ではセルヒオ・ガルシア（スペイン）の「72」に続く記録となっている。

　スコットは5試合連続で戦っており疲労は相当なもの。最終予選会で全米オープンへの切符をつかめば、ゆっくり過ごせるが、今週の大会に出場するとなると、全米オープンが7連戦目となる。元世界ランク1位（2014年）は最後の最後で出場権を獲得できるだろうか。