昨年末に左手首を痛め、4月末のチューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズでツアー復帰したブルックス・ケプカ（米）。ザ・プレーヤーズ選手権（現地時間10日／フロリダ州 TPCソーグラス）初日を2アンダー39位タイで終えたが、前日に小さなアクシデントがあったと米ゴルフチャンネルが報じている。

　練習場でパンチショットを打っていた際、ケプカから約10ヤードも離れていないところへ、カートが突っ込んできたのだ。驚いた同選手はインパクト直前でスイングを止めた。「スイングを止めるのに思いっきりパワーを使ったのは初めてだったかもしれない」とコメント。怪我はなかったようだが、多少の負担がかかったのは間違いない。

「運転していた男は止まらなかった。何をしているか分かってないんだろう。ただ走り続けていたんだ」と怒りを隠しきれない様子だったが、プレーに影響することはなく、2バーディ、ノーボギーの「70」と好スコアで初日を終えた。まだ本調子とは言えないが、全米オープンを制した時のような強さを発揮できるだろうか。