今季メジャー初戦のマスターズ（現地時間6日／ジョージア州、オーガスタ・ナショナルGC）第2ラウンドが終了。パトリック・リード（米）は6アンダー66で回り、通算9アンダー単独トップに躍り出た。

　リードを支えているのは、キャディも務める妻のジャスティンさん（今大会では担いでいない）のようだ。

　以前、1番ホールでウッドを握るようにというアドバイスを無視して、ドライバーで右に大きく曲げ、フェアウェイバンカーに入れたり、林の茂みに打ち込むなど良い結果は得られなかった。

　しかし、今回（2日目）は妻の助言を聞き入れ、3番ウッドでティーショットを放ち、バーディ。続く2番、3番もバーディとし、好調な滑り出しをみせた。「いつも1番はめちゃくちゃになっていた」と反省していたようで、「ようやく彼女の言うことを聞いたよ」と振り返っていた。

「彼女がクラブを選び、僕はゲームプランに集中する。それがキーになっているんだ」と2人の相性は抜群のようだ。リードは2016年以来のツアー通算6勝目、そして初のメジャー制覇に向けて残り2日間を戦う。