前週のWGC-デル・マッチプレー開幕前に世界ランク50位以内の資格で、マスターズに出場できると伝えられていたイアン・ポルター（英）。しかし、それは誤った情報だった。

　準々決勝前に事実を知ったポルターはケビン・ナ（米）に8＆6敗れてしまい、「これが大敗の言い訳になるわけではない。ただとても失望している」とコメントしていた。

　マスターズ出場権を獲得するには、現在出場中のヒューストン・オープンで優勝するしかないポルターは、初日1オーバー123位タイと出遅れたが、2日目に8バーディ、ノーボギーの「64」で回り、トップと4打差の23位タイと、優勝に向け好位置につけている。

　第2ラウンド後のインタビューで「今日は狙い通りにパットが決まったから、昨日より良いゴルフが出来た。昨日は自分のゴルフに腹が立ったよ。マスターズのことを考えすぎたのかもしれないから、とにかく今はあまりそのことは考えず、今日のようなゴルフが出来るように目の前のことを考えてプレーする」とコメントした。

　昨季は2006年ぶりにマスターズ出場を逃しただけに、今大会を制しオーガスタで暴れることは出来るだろうか。