世界ゴルフ選手権シリーズのWGC-デル・マッチプレー（現地時間22日／テキサス州、オースティンCC）2日目が終了。グループ4のジョーダン・スピース（米）とパトリック・リード（米）が2連勝した。

　スピースとリードは、2016年ライダーカップ、2017年ザ・プレジデンツカップなどでペアを組み、7勝2敗1分と最高のコンビと言われてきた。そんな2人がベスト16進出をかけて激突する。

「今週はパトリックに優しくしてきた」とスピースは冗談を飛ばし、「彼はパッティングがうまい。特にマッチプレーだとアグレッシブに攻めてくる。大きなアドバンテージだと思う」とコメントした。

　また、リードも「ジョーダンはアプローチもパッティングもすごい」と誉め、「良いプレーができるように心がける。まぁ、チームを組んだら敵なしなんだけど」とインタビューで答えた。

　リードと言えば、ローリー・マキロイ（北アイルランド）との激闘が思い出される。2016年のライダーカップ最終日、気合の入った2人は叫ぶ、ギャラリーをあおると闘志むき出しで戦った。結果はリードがマキロイを下し、チームとしても米国が勝利している。

　今大会前の記者会見でマキロイは「パトリックより良いゴルフをすればいいと思う（笑）」とスピースにアドバイスを送っていた。

　互いを知り尽くしたスピースとリード、勝利の雄たけびを上げるのはどっちだ！？