宮里、カットライン上で辛くも予選通過! 野村は15位タイ
2017年7月1日(土)午前11:51
米女子ツアーの今季メジャー第2戦 KPMG女子PGA選手権は現地時間30日、イリノイ州のオリンピアフィールドCCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。宮里藍と野村敏京が予選通過する中、通算7アンダーでキム・セイヨン(韓)とダニエル・カン(米)が首位タイに立っている。
初日を暫定61位タイで終えた宮里は、インスタートのこの日、10番から連続ボギーとするなど苦しいスタートに。16番でこの日最初のバーディを奪い、1つスコアを戻して折り返す。すると後半は1番と6番のパー5でバーディを奪うも、3番、9番でボギーを叩き、トータル3バーディ、4ボギーと連日の「72」でホールアウト。通算2オーバー62位タイと辛くもカットライン上で予選通過を決めた。
日本勢最高位は、通算3アンダー15位タイの野村。前日はスコアメイクに苦しむも、上りホールでイーグルをマークするなど、ノーボギーの「66」でラウンドし、4打差で決勝ラウンド進出を決めている。一方、横峯さくらと上原彩子は通算6オーバー104位タイ、畑岡奈紗は8オーバー123位タイで予選落ちとなっている。
上位勢は、共にメジャー初制覇を狙うキムとカンがリーダーボードの最上段に浮上。1打差の3位タイにジョディ・エワート(英)、ブリタニー・リンシコム(米)、イ・ミヒャン(韓)、シェラ・チョイ(韓)、エイミー・ヤン(韓)が続く。
メジャー2連勝とツアー2週連続優勝を狙うリュウ・ソヨン(韓)は、ディフェンディング・チャンピオンのブルック・ヘンダーソン(カナダ)らと通算5アンダー8位タイ。元世界女王のリディア・コ(ニュージーランド)とミッシェル・ウィー(米)は通算4アンダー12位タイ、レクシー・トンプソン(米)は通算3アンダー15位タイにつける。一方、アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)はカットラインに1打及ばず、予選落ちとなっている。