【レッスン】「飛び過ぎ、止まらない」を防ぐ! 50ヤード前後のアプローチ
2016年7月15日(金)午後5:09
今回で最終回を迎えるシーズン9。毎回、最終回では内藤コーチに一番教わりたいことをゲストがリクエスト。この日卒業を迎える佐藤詩子さんは「50ヤード前後のアプローチ」でのミスが多く、苦手意識を持っているそうです。狙ったところより飛び過ぎてしまったり、ボールが止まらないとお悩みの佐藤さん。その原因と解決方法を内藤コーチが紹介します。
「飛び過ぎ、止まらない」の原因はロフトが立っている
飛び過ぎたりボールが止まらない原因は「ちゃんと当てようとするあまりインパクトで左に流れてハンドファーストに当たり過ぎてしまうこと」という内藤コーチ。そうすることによってロフトが立ってしまうためその分飛んでしまいます。
フェースコントロールと振り幅の設定を意識しよう!
「飛び過ぎ、止まらない」を防ぐためにはフェースの向きを意識することが大切。20?30ヤードを打つ場合、フェース面を変えないで打つのが基本ですが、50ヤードを打つ場合も同じです。アドレス時は少し開いて構え、バックスイングでフェースが12時(トゥが真上に向くように)、フォロースルーでも12時に向くように振ります。佐藤さんはフォロースルーで12時よりもかぶっているので、グリーンオーバーしてしまうのです。
また、振り幅を意識することも大切と言います。見た目・感覚だけに頼るのではなく、数字で距離を把握するのです。例えば残り30ヤード、50ヤードが残っていたら、距離に合った振り幅を自分で決めておくこと。佐藤さんの場合、50ヤードなら肩から肩までの振り幅と決めて打つことで距離感が合いやすくなります。
内藤コーチのアドバイス通りに打てた佐藤さんはピンにしっかり寄せていました。残り距離に合わせた振り幅の設定、そしてフェースの向きの徹底管理を今から明日からお試しください。
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今から!明日から!みんなのための「あすゴル!」
毎週日曜日放送、ツアープロコーチの内藤雄士氏が明日のゴルフに即役立つレッスンを分かりやすく紹介していく15分のレッスン番組。今年で5年目を迎えた「あすゴル」はシーズン9を好評放送中。ゲストはモデルで女優の佐藤詩子(さとう・うたこ)さん。ベストスコアは「82」ですが、長いブランクを経て最近ゴルフを再開したばかり。内藤コーチのレッスンを受けて上達を目指します。