【レッスン】上半身主導のスイングはダメ! フットワークを使ってツッコミ癖を直す
2016年8月30日(火)午前10:00
これまで「グリッププレッシャー」、「安定したスイングリズム」を学びましたが、それに加えて第3弾は「フットワーク」を行います。『1、2、3』とリズムを作る源は足なので、足を積極的に使えるようになると、ショットの安定性と大きな飛距離が手に入ります。
『右、真ん中、左』のリズムで足を積極的に使う
レッスン冒頭、今までのおさらいです。いつも通りグリップを握り、クラブヘッドをまっすぐ空へ向けます。そこからクラブの重さだけで右側に落とし、ヘッドが落ちた勢いで円を描くようにグルンとクラブを回転。このグリッププレッシャーに加え、『1』でセット、『2』でトップ、『3』でスイングという風に、自分の言葉に合わせてスイングリズムを作ります。そして今回の「フットワーク」を取り入れましょう。
3つ同時に行うと難しいので、初めはクラブを振らずに行います。先ず、右手はヘッド付近のシャフト、左手はグリップを握り、地面と平行に持ちましょう。そして、その形のままアドレス(前傾)をして、『右、真ん中、左』と足を積極的に使って体を回転させます。
『2』で右に体重を残してツッコミ癖を直そう
その時注意したいのが、右に体重移動した際に、すぐに左に移動しないようにします。俗にいう“ツッコミ"となり、せっかく貯蓄されたパワーが切り返しで逃げてしまいます。イメージとしては『2』の時に右に体重が残ること。多くのアマチュアは上体主導でスイングしています。フットワーク主導の一瞬の間が大きな飛距離を生むのです。
実際に素振りを行った佐藤さんは「難しい」とお悩みの様子。そこで内藤コーチが「トップの位置で力むと上から入ってきやすくなる。力を抜いて自然落下させると、インサイドからクラブが入りやすくなるので、球が捕まりやすくなる」とアドバイス。するとヘッドが加速し、ヘッドが目標方向に向いたまま芯に当たっていました。練習を積み重ね、フットワークを活用できれば、ボールの捕まりや飛距離に各段の違いが現れます。今から明日からお試しください。
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今から!明日から!みんなのための「あすゴル!」
毎週日曜日放送、ツアープロコーチの内藤雄士氏が明日のゴルフに即役立つレッスンを分かりやすく紹介していく15分のレッスン番組。今年で5年目を迎えた「あすゴル」はシーズン9を好評放送中。ゲストはモデルで女優の佐藤詩子(さとう・うたこ)さん。ベストスコアは「82」ですが、長いブランクを経て最近ゴルフを再開したばかり。内藤コーチのレッスンを受けて上達を目指します。