3日間ノーボギー!北海道に強い池田勇太が優勝戦線に浮上、首位と2打差3位タイで最終日へ
2015年7月4日(土)午後5:00
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(写真提供:JGTO)
「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」大会3日目はムービングデーにふさわしくリーダーボードが入れ替わり、首位と3打差に11人がひしめく大混戦となった。その中でも東北福祉大出身者たちが躍動。4アンダー30位タイからスタートした宮里優作が6バーディ、66のビッグスコアで通算10アンダーの3位タイまで浮上した。このほか、岩田寛が67、池田勇太が68のラウンドで宮里優作と同じく3位タイで最終日を迎える。トップタイは通算12アンダーでJ.B.パク、金亨成の韓国勢2人が並んでいる。
トップと5打差、11位タイからスタートした池田は3番Par5で確実にバーディを奪うと、その後もノーボギーのプレーを続け、最終18番Par5もきっちりバーディフィニッシュ。4バーディ、ノーボギーの68で通算10アンダー、首位と2打差までスコアを伸ばし優勝も射程圏内に。
昨シーズンは日本オープンで優勝したものの、1勝で終わり賞金ランキング7位で終えた池田。
今年も選手会長としてツアー活性化のために奔走する池田。先日は日本人として初めてスコットランド親善大使にも任命された。再来週には全英オープン出場を控え、帰国後の8月にはジュニアゴルファーに直接指導を行うジュニアゴルフイベントに参加予定など多忙なスケジュールを過ごす。
選手会長として3年目を迎える今年は池田にとって20代最後の年でもあった。開幕前には「30代になってファンの皆さまから期待される池田勇太になるための土台となる一年にしたい。今年は4勝、5勝を目指したい。」と意気込みを語っていたが、今シーズンはここまで8試合に出場して予選落ちが3回、中日クラウンズの26位タイが最高位と波に乗り切れいてない。
今大会は初日から3日間ノーボギーのラウンドでパーキープ率(パーかそれより良いスコアを獲得する率)は100%と完璧なゴルフを見せている。
思い起こせば6年前、2009年に日本プロゴルフ選手権大会でツアー初優勝を飾ったのも北海道(恵庭カントリー倶楽部)だった。
その後も2010年ANAオープン(札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース)、2011年サン・クロレラ クラシック(小樽カントリー倶楽部)で優勝と北海道の名だたるコースを制覇してきた。
夏、そして北海道に強い池田が今季初勝利を目指して最終日に挑む。
上位は混戦!セガサミーカップ最終日緊迫のスタートホールを生中継
大会最終日は7/5(日)早朝7:30?10:30までとことん1番ホール生中継でお送りします。白熱の優勝争い、緊迫のスタートホールを各選手がどんな表情、どんなショットで出て行くのかぜひLIVEでお楽しみ下さい。
【大会最終日 注目組のスタートタイム】
09:00 横田真一/金庚泰/片山晋呉
09:10 河井博大/藤本佳則/李基相
09:20 小平智/小田孔明/宋永漢
09:30 朴相賢/片岡大育/趙 ?珪
09:40 今平周吾/岩田寛/池田勇太
09:50 金亨成/J.B.パク/宮里優作
池田勇太が直接指導!8月ジュニアゴルフイベント参加者募集中!
ジャパンゴルフツアー池田勇太選手会長ほか3名の男子プロがジュニアゴルファーたちを直接指導する夢の企画。只今参加者募集中!奮ってご応募下さい。
開催日:2015年8月4日(火)
開催場所:ザ・カントリークラブ・ジャパン
募集人数:27名(高校生9名、中学生9名、小学生9名)
募集〆切:2015年7月20日(月)