トッププロの技と駆け引きを引き出す「真剣勝負」のマッチプレー
2017年2月21日(火)午前9:30
4月よりゴルフネットワークでスタートする新番組「ゴルフ真剣勝負 the MATCH(4月10日(日)午後1時より放送)」の第1回放送収録が千葉県にある平川CCで行われ、今期よりジャパンゴルフツアー(国内男子ツアー)選手会会長を務める宮里優作と、前会長である宮本勝昌が対戦しました。
ファーストマッチは 宮里優作 vs 宮本勝昌の新旧選手会長対決
スタート前の宮里優作と宮本勝昌。
「ゴルファーズ倶楽部」の和田奈美佳さんがキャリングボードを持つ
毎月1組のプロ同士がマッチプレー形式で対戦するこの番組。ファーストマッチは、4月14日に国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」を控える国内男子ツアーより、今期選手会長に就任した宮里優作と、2011年まで3年にわたって会長を務めた宮本勝昌の「新旧選手会長」のマッチメイクとなりました。
宮里は「マッチプレーは久しぶりでやってみないとわからないが、勝負事なので負けたくはない。大先輩なので胸を借りるつもりでやっていきたい」とコメント。一方宮本も「(宮里は)弱点らしい弱点がないので強敵だと思う。正直、先制点はとりたい」と意気込みを語りました。
プロのテクニックと駆け引きを引き出す「マッチプレー」というフォーマット
対戦は、平川CCの10番ホールから18番ホールの9ホールで行われ、通常のトーナメントと同じ進行形式でラウンド。番組では、ティーショットからホールアウトまで、ショット、パットのすべてが余すところなく撮影され、普段のトーナメント中継では見ることができないプロの一打一打と「真剣勝負」の一部始終を追いかけています。
通常のストロークプレーとの違いについて宮里は「(ピンから)遠い方が打っていくなかで、駆け引きがあると思う。普通なら30cmのパットならコンシード(OK)するが、あえて打たせたり、逆に1m位をOKしたりということがあるかもしれない」とし、「勝負はグリーン上になると思います」と展望を予想。宮本も「マッチプレーはテニスのように目の前の敵と相対するので、プロも普段とちがう攻め方をすると思う。そういう細かいところまで見てもらえれば」と、普段の長丁場となるトーナメントとは異なる「短期決戦」でのプロのマネジメントやスキルを注目ポイントとしてあげています。
相手の一打によって、次の攻め方を変える。逆に、先に打つ方は相手にプレッシャーをかけていく。相手を意識すること、そして攻守が入れ替わっていくことが、マッチプレーの醍醐味といえます。
勝負は両者のいう通り、技と駆け引きの応酬となり、決着は最終ホールまでもつれる展開に。対決を終えたあとには「手が動きにくくなるような緊張感があった」「普段ではしないようなミスがでた」とマッチプレーならでは難しさを語っていました。
新選手会長へのアドバイスは「特にない(笑)」
対戦のあとは、マッチプレーの振り返り、人気低迷が叫ばれる男子ツアーについて、家族やプライベートのこと、そして新旧「選手会長」としてなど、様々なテーマでの対談が行われました。
宮里は、会長職に就いてみて「こんなにやることがあるんだ」と改めて大変さと責任を痛感したといい、宮本にアドバイスを求めると「負担も増えて大変だと思うが、本業で結果を出して選手会長としての背中を見せて引っ張っていってほしい」と期待をうかがわせ、「とにかく楽しんでほしい、アドバイスなんてないよ(笑)」と新会長への大きな信頼をよせていました。
最後はお互いの健闘をたたえつつ固い握手を交わした二人。今シーズンも男子ツアーの「顔」としてその活躍が大いに期待されます。
「ゴルフ真剣勝負 the MATCH」
真剣勝負のマッチプレーほか、プロのワンポイントレッスンやプライベートトーク、そしてこだわりのギアやアイテムを紹介するコーナー「相棒」など見どころ満載の120分番組。5月放送回では、2015ドライビングディスタンス1位 額賀辰徳vsフェアウェイキープ率1位 稲森佑貴の対戦が決定。
初回放送 4/10(日) 13:00?15:00
【放送予定】ゴルフ真剣勝負 the MATCH
【見逃し配信】ゴルフ真剣勝負 the MATCH
とことん1番ホール生中継「東建ホームメイトカップ」
3日目 4月16日(土) 午前7:30?10:30
最終日 4月17日(日) 午後9:30?11:00
【放送予定】東建ホームメイトカップ
【スマホ・PC配信】とことん一番ホール生中継東建ホームメイトカップ
※見逃し配信はありません