国内専念の池田、今季2勝目なるか 昨季王者の近藤、欧州挑戦控える片岡らも4,000万円を狙う
2015年11月18日(水)午後1:05
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国内男子ツアーのHEIWA・PGM CHAMPIONSHIPが5日から開幕。今年は千葉県の総武カントリークラブ 総武コースへ舞台を移し、賞金総額2億円を争う4日間が繰り広げられる。
今週は、賞金ランクトップを快走する金庚泰(韓)と日本オープン覇者で同3位の小平智が世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズ「WGC-HSBCチャンピオンズ」に出場するため欠場となる。一方、約7,600万円差で金を追う同2位の池田勇太は、同大会への出場を辞退して国内での戦いを選択。逆転での賞金王に向け、また2位の座を固めるためにも今大会は負けられない一戦となる。意地の今季2勝目を挙げ、選手会長として大会を盛り上げられるか。
また、賞金ランク6位につけるホストプロ・宮里優作や同8位の片岡大育も、優勝賞金4,000万円を手にすれば同ランクでの急上昇が見込めるとあってモチベーション十分のはず。特に片岡は、14日から欧州ツアーの最終予選会に出場するということもあり、大事な一戦を前にここで大きく弾みをつけたいところだ。
ディフェンディング・チャンピオンは昨季大会で4打差圧勝を果たした近藤共弘。「スイングを作るのにこだわりすぎた」ことで、今季は5月後半から予選落ちが長く続く不調に陥ったが、最近はHONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLFで2位タイに入るなど復調への期待を抱かせる。
その近藤は宮里、H・W・リュー(韓)との注目のペアリング。池田は松村道央、李京勲(韓)と回る。21歳の稲森佑貴、22歳の堀川未来夢といった期待の若手や米ツアーを主戦場とする今田竜二も参戦する。
「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」は3日目、最終日をとことん1番ホール生中継!
今年で3年目を迎える大会。チャレンジトーナメントの優勝者、ジュニア・アマチュアゴルファーの主催者推薦等、若手ゴルファーへ門戸を広げている大会としても注目される。昨年大会は、3日目、近藤共弘が「64」をマークしトップに浮上。最終日も順調にスコアを伸ばし、3シーズンぶりの優勝を飾った。今年の舞台、総武カントリークラブ総武コースを攻略し、秋のビッグタイトルを獲るのは誰だ!
とことん1番ホール生中継 HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP特設サイト
写真提供:Getty Images