国内男子
小林伸太郎がツアー初Vへ2打差トップ! 2位に片山晋呉
2016年10月29日(土)午後2:57
国内男子ツアーのマイナビABCチャンピオンシップが29日、兵庫県のABCゴルフ倶楽部で第3ラウンドの競技を終え、ツアー初勝利を目指す小林伸太郎が通算10アンダーで単独首位に浮上。1打差2位から出た片山晋呉は通算8アンダー2位で最終日を迎えることとなった。
昨季賞金ランキング63位で初シードをつかんだ小林は、3アンダー69のラウンドで首位浮上。前日首位の趙炳旻(韓)と片山の上位2人がスコアを落とす中、3打差3位タイのアウトスタートから、4バーディ、1ボギーで回り、ツアー初勝利に王手をかけた。一方、大会4勝目を狙う片山は、2番パー4のトリプルボギーが響いて「73」。大会4勝目でツアー30勝目を飾るべく、最終日2打差から逆転を目指す。
首位と3打差の通算7アンダー3位タイにつけたのは、2014年10月以来の勝利を狙う小田孔明と香妻陣一朗の2人。今年の関西オープンを制した趙は「76」と大きくスコアを落とし、永野竜太郎、井上信らと通算6アンダー5位タイにつけた。
賞金ランキング現在首位の池田勇太はイーブンパー72の足踏みに終り、「73」で回った片岡大育らとともに通算4アンダー11位タイで3日目を終えた。そのほか、一昨季覇者の小田龍一は「77」で通算2アンダーとし、前日3位タイから29位タイまで順位を下げている。