国内男子
ネスレマッチプレー組み合わせ 片山は初戦で深堀と激突
2016年7月28日(木)午後2:19
国内ツアー29勝の片山晋呉が大会ホストを務める「ネスレインビテーショナル 日本プロゴルフマッチプレー選手権 レクサス杯」が29日、北海道の恵庭カントリー倶楽部で開幕。その初戦組み合わせが先ごろ発表された。
グローバルな活躍を目指す日本男子プロを支援することを目的とし、2014年からスタートした同大会。今年の第3回大会からPGA主管競技として開催され、優勝賞金は昨年の7,000万円から国内ツアー史上最高額の1億円に増額となった。前回大会では武藤俊憲が片山との決勝戦を3&1で制し、賞金7,000万円とともに欧州ツアーのハッサンII世トロフィ出場権を手にしている。
連覇を狙う武藤の今大会1回戦の相手は、前週のダンロップ・スリクソン福島オープンでツアー初勝利を挙げた22歳、時松隆光。同マッチの勝者は竹谷佳孝vs稲森佑貴の勝者と次戦でぶつかる。昨年の1回戦では石川遼が堀川未来夢に敗れるなど波乱もあったが、今年も若手がサプライズを起こす展開となるか。
「優勝賞金1億円は、もちろんリオの渡航費に」というホスト片山は、1回戦でツアー8勝の深堀圭一郎と対戦。初出場の選手会長・宮里優作は小田孔明との対戦となり、「弱みをいくつか握っているので、心理戦で勝ちたい」と一昨季賞金王の打倒に意気込みを示した。そのほか、第1回大会王者の松村道央は近藤共弘と、昨年ベスト4の今平周吾は星野英正とのカードが決まっている。