下部優勝の勢いそのままに 22歳・時松がツアー初勝利に王手!
2016年7月23日(土)午後2:58
国内男子ツアーのダンロップ・スリクソン福島オープンが23日、福島県のグランディ那須白河ゴルフクラブで第3ラウンドの競技を終了。1打差2位から出た22歳、時松隆光が9アンダー63で通算21アンダーとし、後続と5打差の単独首位で最終日を迎えることとなった。
3週前のチャレンジツアー(下部ツアー)初優勝で今大会の出場権を手にした時松が、勢いそのままにレギュラーツアー初勝利へ王手をかけた。初日から「65-67」と伸ばして迎えた3日目、前半4番から2連続、7番から3連続とバーディラッシュを見せた時松は、折り返し後も12番から怒涛の5連続バーディを奪取。計10バーディを奪う一方でボギーは17番の1つに抑え、最終18ホールへ大きなリードを手にした。
時松と5打差の2位タイは、昨年のファイナルQTで30位に入った岩本高志と前日首位のキム・ボンソプ(韓)。41歳のベテラン岩本は、時松、キムとの最終組を5アンダー67で回り、前日2打差3位から好位置をキープしている。以下、通算15アンダーの4位にドライビングディスタンス1位の飛ばし屋キム・チャン(米)。通算14アンダーの5位タイに藤田寛之、薗田峻輔、大堀裕次郎らが続いた。
通算13アンダー12位タイに一昨季の賞金王・小田孔明や小田龍一、増田伸洋ら。横田真一、深堀圭一郎、川村昌弘が通算11アンダーの16位タイにつけた。そのほか、2013年覇者の小平智は通算8アンダー27位タイ。昨季王者プラヤド・マークセン(タイ)は通算7アンダー33位タイとなっている。