J・B・パクが首位浮上 3位タイに谷口 韓国勢が上位占める
2016年6月3日(金)午後6:56
国内男子ツアーのメジャー初戦、日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hillsが3日、茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブ 西コースを舞台に開幕し、第2ラウンドの競技を終了。J・B・パクが通算3アンダーで回って単独トップに立ち、単独2位には黄重坤、3位タイには崔虎星が谷口徹と並び、韓国勢が上位を占めた。
多くの選手が口を揃えて「今年の宍戸ヒルズは難しい」と話すほど難コンディションとなっており、上位陣もスコアを伸ばせず苦戦。そのため正確なショットと巧みなショートゲームが求められる。そんな中、ベテランの谷口は3バーディ、3ボギーのイーブンパー72で回り、通算1アンダーの3位タイ。節目の20勝を飾るチャンスにつけて決勝ラウンドを迎える。
1打差の5位タイには全米オープンと全英オープンの出場権をつかんでいる谷原秀人。2バーディ、2ボギーの安定したプレーで好位置につけた。谷原は今季5試合のうち3試合でトップ10入りと好調をキープ。外国勢の優勝連鎖を食い止めることは出来るのか、期待したい。
一方、首位タイでスタートした25歳の小袋秀人はこの日3オーバー74とスコアを落とし、矢野東、ハン・スンス(米)と並んで通算1オーバーの8位タイに後退。同じく首位タイでスタートした宮本勝昌も藤田寛之、朴相賢(韓)と並んで通算2オーバーの11位タイに後退した。また、今季3勝を挙げている金庚泰(韓)は通算7オーバーと出遅れているが、予選はなんとか通過している。