今平が2打差3位タイで最終日へ トップに金とM.ヘンドリーが並ぶ
2016年5月28日(土)午後3:56
国内男子ツアーの?全英への道? ミズノオープンが28日、岡山県のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で第3ラウンドの競技を終了。今季3勝目を狙う金庚泰(韓)とマイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)が通算12アンダーの首位に並び、2打差の3位タイに今平周吾らが続いた。
4打差3位から出た今平は前半、この日最も難易度の低かった6番パー5でバーディが先行。スコアを落とすことなく1アンダーで前半を折り返すと、後半も安定したゴルフでノーボギーのまま10番、16番とバーディを重ね、3バーディ、ノーボギーの内容で着実にトップとの差を縮めた。上位4名(有資格者除く)に与えられる全英オープン出場権、さらには逆転優勝へ向け、最終日にチャージをかけられるか。
3打差の単独首位からスタートした金は、前半をノーボギーの3アンダーで回り、後続との差を広げてハーフターン。このまま独走態勢に入るかと思われたが、12番パー4で痛恨のダブルボギーを叩くと、その後はバンカーショットをミスした17番で見事なパーセーブを見せるなど好プレーもあったがスコアは伸ばせず。7アンダー65のチャージをかけたヘンドリーに追い付かれる形となった。
その他上位は、通算9アンダー6位タイにこの日「67」をマークした小平智、そして谷原秀人、朴相賢(韓)の3人。ツアー2戦目の27歳、高柳直人が3つ伸ばして通算7アンダー単独8位となり、さらに1打後方の9位タイに片岡大育らが3人が続いた。昨季覇者の手嶋多一はイーブンパーの足踏みに終り、通算1アンダー30位タイで最終日を迎える。