国内男子
舞台は大会初の和歌山 片岡は連覇で2勝目飾れるか
2016年5月18日(水)午後0:32
国内男子ツアーの関西オープンゴルフ選手権競技が19日からの4日間、和歌山県の橋本カントリークラブで開催される。2週間のオープンウィークを挟んだツアー再開で、舞台は同大会初の和歌山に移る。
昨季大会では、片岡大育が最終日の「67」で1打差2位タイから逆転し、3打差でツアー初優勝を達成。毎年コースが変わることもあり、連覇を果たした選手は1975年を最後に現れていないが、好調の片岡には期待がかかる。プレーオフの末に通算2勝目を逃した前週大会、中日クラウンズの雪辱を果たせるか。
賞金ランキング首位を走る金庚泰(韓)が不参戦の中、今季1勝で同ランク2位の池田勇太がどこまで差を詰められるかも注目される。選手会長との二足のわらじで戦う宮里優作は、今季初勝利で池田に続きたいところ。このほか、2014年覇者の小田孔明、12年王者の武藤俊憲もフィールド入りしている。
また、リオデジャネイロ五輪出場を巡る戦いからも目が離せない。世界ランクでは、松山英樹に次ぐ2番手・池田が84位、片山晋呉が85位と僅差となっており、残り2か月を切った代表争いも今週のテーマの一つとなる。