国内男子
リオ五輪目指すS・カプールが優勝に王手 初優勝狙う市原らが追う
2016年4月23日(土)午後4:36
国内男子ツアーとアジアンツアー共催のパナソニックオープンが23日、千葉カントリークラブ 梅郷コースを舞台に第3ラウンドの競技を終了。シーブ・カプール(インド)が2アンダー69で回り、通算9アンダーで優勝に王手をかけた。
トップと1打差の単独2位から出たカプールは、前半の9ホールをスコアカード通りにプレーすると、後半も14番まではパープレーが続いたが15番からは連続バーディを奪取。上がり2ホールもパーで締めて、2バーディ、ノーボギーと安定した内容でホールアウト。リオデジャネイロ五輪出場を目指す34歳だが、残り18ホールを逃げ切ることはできるだろうか。
通算8アンダーの単独2位には、ツアー初優勝を狙う33歳の市原弘大。この日は、2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばすことができなかったが、最終日最終組での逆転を狙う。通算7アンダー3位タイには、昨季賞金王の金庚泰(韓)、池田勇太、タンヤゴーン・クロンパ(タイ)、マーカス・フレーザー(豪)らが並んでいる。
一方、5位タイから出た熊本出身の永野竜太郎はイーブンパー71で回り、今平周吾、小林伸太郎らと同じ通算4アンダー13位タイに後退。同じく熊本出身の重永亜斗夢は通算2アンダーで片山晋呉、ブラッド・ケネディ(豪)らと26位タイとなっている。選手会長・宮里優作は通算4オーバー75位タイに沈んでいる。