首位発進の永野は「73」で5位タイ後退 単独トップに市原
2016年4月22日(金)午後6:02
国内男子ツアーとアジアンツアー共催のパナソニックオープンが22日、千葉カントリークラブ 梅郷コースを舞台に第2ラウンドの競技を終え、ツアー初勝利を目指す市原弘大が通算8アンダーの単独首位に浮上。前日単独トップの熊本出身・永野竜太郎は通算4アンダー5位タイに順位を下げた。
データの残る1985年以降初となる開幕戦からの2週連続首位発進を切った永野。1打リードからさら後続を突き放したかったこの日は、12番で幸先良くバーディ先行も、15番、16番と落として1オーバーで折り返す。後半は終盤までパーを並べる展開から、8番で我慢し切れず3つ目のボギーを叩き、1バーディ、3ボギーの2オーバー73。「背負うというよりも、背中を押されている」という故郷への思いを胸に、ムービングサタデーでの巻き返しを狙う。
永野と同様にツアー初勝利を目指す市原は、3連続含む計7バーディを奪う一方でボギーを1に抑え「65」をマーク。4打差13位タイから一気にトップに躍り出た。以下、1打差2位にシーブ・カプール(インド)、2打差単独3位に矢野東が続き、永野と並ぶ5位タイに2週連続Vを狙う金庚泰(韓)や武藤俊憲らがつけている。
初日3位タイの池田勇太は1バーディ、3ボギーの内容で通算2アンダーに落とし、今平周吾、金亨成(韓)らと14位タイ集団に名を連ねた。そのほか、永野と同じく熊本出身の重永亜斗夢はイーブンパー71で通算1アンダー27位タイ、選手会長・宮里優作は通算1オーバーの49位タイで決勝ラウンドに進出。一方、前回覇者の川村昌弘は通算5オーバーで予選落ちを喫している。