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倉本PGA会長が再選「考える時間、検証する時間は終わった」
2016年3月8日(火)午後7:37
日本プロゴルフ協会(PGA)は7日、都内で定時社員総会、臨時理事会を開催し、倉本昌弘会長の再選が決まった。任期は2年。副会長には井上建夫氏、植田浩史氏、坂井初敏氏、渋谷稔也氏が互選にて選ばれており、4人も再任となる。
PGAでは2013年、現職の副会長と理事の反社会的勢力との交際が発覚。会長をはじめとする全理事、全代議員が総辞職し、翌年2月の出直し会長選の結果、倉本氏が森静雄前会長の後任に決定。初就任となった倉本会長はゴルフ界を活性化するマニフェストを掲げ、再出発のための具体案として底辺拡大事業の推進、PGAスクールの確立、組織改革、日本ゴルフツアー機構(JGTO)との連携の4つを柱に据えていた。
2期目を迎える倉本会長は、これまでの2年間を振り返りながら「道半ば。これからの2年間でDoの部分をやりたい。ゴルファーを増やす、ゴルフ業界の活性化を進める。考える時間、検証する時間は終わった。何よりも前に進めること。進めながら微調整していけばいい」と今後2年間の展望を話している。
会員から選ばれた理事は倉本会長を含めて20人で、新任は3人。また、会員外理事8人も発表され、PGA初の女性理事・岡本綾子理事は再任。新任として5人が加わっている。