国内男子
首位ハンを前粟藏が1打差で追う アマ長谷川は16位Tで最終日へ
2015年12月7日(月)午後6:35
国内男子ツアーのファイナルQT(クォリファイングトーナメント=予選会)が7日、三重県のCOCOPA RESORT CLUB白山ヴィレッジGC、クイーンCを舞台に第5ラウンドの競技を終了。ハン・スンス(米)が通算17アンダーの単独首位に立ち、1打差の単独2位に前粟藏俊太がつけた。
来季のツアー出場権をかけて6日間、108ホールに亘って争われる本予選会。前日の「63」で1打差トップからのスタートとなった前粟藏は、この日2アンダー70で回るも、「68」をマークしたハンに首位を奪われる格好となった。しかし、目標はあくまで優先出場権を得られる上位35名。石川遼とともに2007年「世界ジュニアゴルフ選手権」に出場した経験を持つ25歳は「あと18ホール、気を緩めないで行きたい」と最終日に向けて油断はない様子だ。
以下、通算14アンダー単独3位に中里光之介、通算13アンダー単独4位に富田雅哉が入った。5月の関西オープンゴルフ選手権競技でローアマチュアとなり、8月には日本学生ゴルフ選手権を制した長谷川祥平(大阪学院大学4年)はこの日「64」のチャージで一気に通算8アンダー16位タイに順位を上げている。
そのほか、レギュラーツアー7勝の今野康晴は通算6アンダー24位タイに後退。9位タイから出た古田幸希は通算5アンダーの35位タイと当落線上で最終日を迎える。そのほか、諸藤将次は通算イーブンパーの75位タイに沈んでいる。