国内男子
金庚泰が完全優勝で今季5勝目 片岡、宮本らが2位タイ
2015年11月1日(日)午後3:42
国内男子ツアーのマイナビABCチャンピオンシップは1日、兵庫県のABCゴルフ倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了。賞金ランキングトップの金庚泰(韓)が通算12アンダーまでスコアを伸ばし、今季5勝目を挙げた。
最終ラウンドをトップタイから出た金だったが、前半は3番でボギー先行。その後6ホールはスコアカード通りのプレーとなったが、サンデーバックナインに入り強さを発揮。トップと2打差で迎えた10番をバーディとすると、その後も12番と16番でスコアを伸ばし、3バーディ、1ボギーの2アンダー69でホールアウト。初日から首位を守り続ける完全優勝でツアー通算10勝目を挙げた。
通算10アンダーの2位タイには、片岡大育、宮本勝昌、W・J・リー(豪)が並んだ。6位タイからスタートした片岡は、上がり6ホールで4つスコアを伸ばすなど、5アンダー66をマーク。宮本もノーボギーの6アンダー「65」と大きくスコアを伸ばした。
通算9アンダーの5位タイには、金と同じくトップタイから出たH・W・リュー(韓)と張棟圭(韓)。リューは6番までに2アンダーとしていたが、9番、11番でボギーを叩いて失速。1オーバー72のラウンドとなり、2012年以来となる優勝とはならなかった。通算7アンダー8位タイには藤本佳則、ブレンダン・ジョーンズ(豪)が入っている。