堀川がツアー初Vへ王手 稲森、片山らが僅差で追う
2015年10月24日(土)午後4:21
国内男子ツアーのブリヂストンオープンゴルフトーナメントは24日、千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コースを舞台に第3ラウンドの競技を終了。1打差3位タイから出た堀川未来夢が2アンダー69で再び単独首位に浮上した。
前日の「71」で単独首位から3位タイに後退した堀川は、出だし1番でボギー先行も前半はそこから2つ伸ばして1アンダーの折り返し。迎えた後半は12番バーディ、15番ボギーともどかしい展開となったが、最終18番パー5のバーディで頭一つ抜け出し、通算9アンダーでツアー初勝利へのポールポジションを確保している。公式戦外ではあるものの「片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権 レクサス杯」で石川遼を破るなど活躍を続ける22歳。最終日のプレーに真価が問われる。
1打差単独2位につけたのは前日首位タイの21歳、稲森佑貴。この日は1バーディ、1ボギーの足踏みで堀川に逆転を許したが、こちらも悲願の初トロフィへ依然好位置につけている。以下、通算7アンダー3位タイには2007年大会覇者・片山晋呉と谷原秀人、デービッド・スメイル(ニュージーランド)の3人。この日1時3アンダーに伸ばして単独首位に躍り出た小林伸太郎は、上り2ホールで一気に3つ落として通算6アンダー6位となった。
23位タイからスタートの昨季王者・小田孔明は、この日1つ落として通算1アンダー29位タイ。また、前日の「70」で何とか決勝ラウンドにこぎつけた池田勇太は上位進出ならず。2オーバー73と苦戦し、通算3オーバー53位タイに順位を下げている。