最終ホールで決着! 小平が熱戦を制してメジャー2勝目
2015年10月18日(日)午後4:42
国内男子ツアーの今季公式戦第3戦、日本オープンゴルフ選手権競技が18日、兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部 東コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。小平智が通算13アンダーでメジャー2勝目を飾った。
後続に2打差の単独首位からスタートした小平は、1番と8番でバーディを奪うなど、前半を1アンダーで折り返すも、サンデーバックナインに入り、10番、13番でボギー。15番でバーディは奪ったものの、中盤にスコアを伸ばして追い上げてきた池田勇太に土壇場の17番で並ばれると、勝負の行方は最終18番へ。しかし、ここで池田がパーパットを沈めることが出来ずボギーとすると、小平はしっかりとパーオンに成功して2パットでパーセーブ。今季初勝利は2013年の日本ゴルフツアー選手権以来となるメジャータイトルとなった。
最終ホールで悔しい結果となった池田は通算12アンダーで連覇にあと一歩及ばず。通算10アンダー単独3位に宋永漢(韓)、トップと5打差の単独4位には黄重坤(韓)が入っている。プラヤド・マークセン(タイ)が通算7アンダーで単独5位、片山晋呉が通算6アンダーで単独6位となっている。
2013年マスターズ王者のアダム・スコット(豪)は、前半で3バーディをマークするなど、4バーディ、1ボギーの3アンダー69で通算5アンダー7位タイに順位を上げて大会を終えた。ローアマチュアには、通算3アンダー11位タイに入った金谷拓実(広島国際学院高2年)が輝いている。