小平が圧巻の11バーディで単独首位! A.スコットは7位タイ浮上
2015年10月16日(金)午後6:13
国内男子ツアーの今季公式戦第3戦、日本オープンゴルフ選手権競技が16日、兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部 東コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。小平智が10アンダー「62」を叩きだし、通算11アンダーで単独首位に躍り出た。
初日を「71」の35位タイで終えていた小平は、立ち上がりの1番から4連続バーディと好スタートを切り、さらに前半のうちに3つバーディを積み重ねて、7アンダーでハーフターン。バックナインでも12番でバーディを先行させると、15番でこの日唯一のボギーを叩きはしたものの、上がり3ホールを3連続バーディ締め。圧巻の11バーディ、1ボギーでリーダーボードを駆け上がり、今季初優勝へ最高の位置で週末を迎えることとなった。
トップと2打差の単独2位には、アマチュアで17歳の金谷拓実(広島国際学院高2年)。初日8位と好発進を決めていたが、この日も7番から3連続バーディをマークするなど、7バーディを奪取。6アンダー66と大きくスコアを伸ばして、RIZAP KBCオーガスタ以来となる今季2度目の決勝ラウンド進出を決めた。
通算8アンダーの3位タイには、選手会長の池田勇太と黄重坤(韓)。通算7アンダー単独5位には永野竜太郎がつけている。20位タイから出た2013年マスターズ王者のアダム・スコット(豪)は、インスタートの後半に3つスコアを伸ばし、2アンダー70でラウンド。通算4アンダーまでスコアを伸ばし、宮里優作、谷原秀人、片山晋呉らと並び7位タイに浮上している。
22歳の堀川未来夢は通算3アンダーで、近藤共弘、山下和宏らと並び14位タイで予選ラウンドを突破。一方、3位タイから出た昨季賞金王の小田孔明は、通算2アンダーで藤田寛之、室田淳、金庚泰(韓)らと並び20位タイに後退している。