近藤が「62」で奪首! ホストプロ小田は今季初の予選落ち
2015年10月9日(金)午後6:56
国内男子ツアーの新規大会、「HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF」が9日、茨城県・石岡ゴルフ倶楽部を舞台に第2ラウンドの競技を終了。18位タイから出た近藤共弘が「62」をマークして単独首位に立つ中、ホストプロの岩田寛は通算1オーバー43位タイに後退。また、昨季賞金王の小田孔明は今季初の予選落ちを喫した。
今季初勝利を目指す近藤はこの日、5番パー5のイーグルなどで前半のうちに4アンダーとすると、5アンダーで迎えた15番からは圧巻の上り4ホール連続バーディを記録。1イーグル、7バーディの大爆発で自己最多アンダーパー記録(18ホール)となる9アンダーをマークし、一気にリーダーボードのトップを射止めている。
通算8アンダーの単独2位には大会ホストの黄重坤(韓)。通算7アンダー3位タイには同じくホストプロの高山忠洋と永野竜太郎、I・J・ジャン(韓)の3人が続いた。賞金ランキング2位につける選手会長・池田勇太はこの日3つスコアを伸ばすも順位は通算5アンダー9位タイに1つ下がり、決勝ラウンドはトップと5打差から逆転を狙うこととなった。
また、米入れ替え戦からの過密スケジュールを戦う岩田は、5番パー5のダブルボギーが響き、2バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの苦しいラウンドも何とか予選ラウンド通過を果たした。一方、初日に「77」を叩き、109位タイと大きく出遅れたホストプロ・小田孔明は、この日「68」で通算3オーバー64位タイまで浮上するもカットラインに1打及ばず。今季初の予選落ちに「よりによってこの試合で…」と悔しさをにじませている。