福岡決戦が開幕! 藤田が地元での連覇を目指す
2015年8月26日(水)午後2:27
国内男子ツアーのRIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメントが27日、福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部を舞台に開幕。ディフェンディング・チャンピオンの藤田寛之が連覇を狙う。
海外での戦いとなる予定だったインドネシアPGA選手権とVASCORY CLASSICが開催延期となった影響で、7月のダンロップ・スリクソン福島オープン以来、約1か月の長い“夏休み"となっていた国内男子ツアー。その再開後初戦は新たなタイトルスポンサーを迎え、今年で43回目を迎えるツアー屈指の老舗大会だ。
昨季大会では藤田と梁津萬(中)が通算12アンダーまで伸ばして72ホールを終えてプレーオフへ突入。4ホール目までは両者一歩譲らない展開が続いたが、迎えた5ホール目で藤田がパーセーブに成功したのに対して梁はパーパットを決めることができず。当時45歳のベテランが地元福岡での優勝を決め、インタビューでは男泣きを見せた。
シーズンもいよいよ後半戦へと突入していくが、藤田は今季優勝はなし。しかし、ダンロップ・スリクソン福島オープンでは5位タイに入るなど調子は上向きのため、地元での連覇を視界に捉えているはずだ。また、昨季賞金王でこちらも今季未だに勝ち星のない小田孔明も弾みの1勝を地元・福岡で挙げることが出来るだろうか。
その他にも、現在賞金ランキング2位で先日の全米プロゴルフ選手権ではメジャー最少ストロークタイとなる「63」を叩きだした岩田寛、選手会長の池田勇太や若手の川村昌弘などに加え、賞金ランキングトップの金庚泰(韓)、アダム・ブランド(豪)などの海外勢も参戦。福岡決戦から目が離せない。