金庚泰が逃げ切りで今季3勝目! 川村は2打及ばず単独3位
2015年9月6日(日)午後3:19
国内男子ツアーのフジサンケイクラシックが6日、山梨県の富士桜カントリー倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了。金庚泰が2オーバー73とスコアを落としながらも通算9アンダーで逃げ切り、今季3勝目を手にした。
後続に4打差と大きなアドバンテージを持ってスタートした金は立ち上がりの1番からボギーを叩くと、5番、7番でもスコア落とすなど、前半を2オーバーで折り返す。サンデーバックナインでも13番でボギーが先行するも、14番でバーディをマーク。そして1打差で迎えた最終18番パー4。第2打はグリーン右のバンカーに捕まったものの、3打目でグリーンに乗せると、きわどい距離のパーパットをしっかりと沈め逃げ切った。これで優勝賞金2,200万円を手にし、賞金ランキングトップの座をより盤石なものとしている。
トップと1打差の単独2位には李京勲(韓)。逆転での優勝を狙った若手期待の川村昌弘は通算7アンダー単独3位で終戦。金に1打差まで迫り18番を迎えたものの、パーセーブすることは出来ず。ツアー2勝目は次週以降に持ち越しとなった。
来週から開催される米下部のウェブ・ドットコム・ツアーファイナル(入れ替え戦)に出場予定の岩田寛は、後半の13番から5連続バーディを奪うなど、8バーディ、2ボギーの6アンダー65と大きくスコアを伸ばし、薗田峻輔と並んで通算6アンダー4位タイで大会を終えた。
通算5アンダーの6位タイには、賞金ランキング3位のブラッド・ケネディ(豪)、マシュー・グリフィン(豪)、平本穏が入っている。10位タイから出た選手会長・池田勇太は3オーバー74とスコアを落とし、通算1オーバーで藤田寛之らと並び26位タイとなっている。