池田が完全優勝に王手! 小田は2打差単独4位で最終日へ
2015年8月29日(土)午後3:34
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米男子ツアーのプレーオフシリーズ初戦 ザ・バークレイズが現地時間28日、ニュージャージー州のプレーン・フィールドCCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。石川遼は4オーバー74と大きくスコアを落としながらも、通算2オーバー64位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
初日を2アンダー68の18位タイスタートとした石川だったが、この日は一転して大乱調。立ち上がりの5ホールで2ボギーを叩くと、前半を1オーバーで折り返す。するとバックナインでも2番でボギーが先行するなど3ボギー。最終的に2バーディ、6ボギーの内容でホールアウトとなった。ストローク・ゲインド・パッティングがマイナス4.036を記録するなど、パットに悩まされた1日となった。
また、32位タイから出た松山英樹はインスタートの前半で3つのバーディを奪い、2アンダーで折り返すと、バックナインでは1番でいきなりボギーを叩く我慢の展開となったものの、1オーバーで持ちこたえ、4バーディ、3ボギーの1アンダー69で第2ラウンドを終了。通算2アンダー24位タイと順位を上げて週末の36ホールへ挑むこととなった。
リーダーボードのトップは首位タイからスタートしたバッバ・ワトソン(米)。この日は前半をイーブンパーで折り返すと、前日に5バーディを記録したバックナインで3バーディ、1ボギーとスコアを伸ばし2アンダー68のラウンド。通算7アンダーまで伸ばした。トップと1打差の2位タイには、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)とトニー・フィナウ(米)がつけている。
一方、初日95位タイと出遅れたジョーダン・スピース(米)は巻き返しを狙ったものの叶わず。前半を2オーバーで折り返すと、後半立ち上がりの10番から連続バーディをマークしたが12番パー5ではダブルボギー。その後はスコアを取り返すことが出来ず、3オーバー73でホールアウトし通算7オーバーで予選落ちとなった。この結果、世界ランキングNo.1の座を今週欠場しているローリー・マキロイ(北アイルランド)に明け渡すこととなっている。
その他にも、リッキー・ファウラー(米)通算3オーバー、アダム・スコット(豪)が通算4オーバー、ブルックス・ケプカ(米)が通算5オーバー、ハンター・メイハン(米)が通算8オーバー、ビリー・ホーシェル(米)が通算13オーバーでそれぞれ決勝ラウンド進出を逃している。