片山、宮本ら先輩に続け!地元水城高出身27歳永野竜太郎がツアー初Vを目指して最終日最終組に
2015年6月6日(土)午後5:30
(写真提供:JGTO)
国内男子ツアーの公式戦第2戦、日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hillsが6日、茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブを舞台に第3ラウンドの競技を終了。初日から単独首位を走る梁津萬(中)が通算13アンダーとし、後続との差を5打に広げ独走態勢で最終日を迎えることとなった。
2位と1打差から出た梁は2アンダーで前半を折り返すと、バックナインではノーボギーで4つスコアを伸ばし、通算13アンダーで首位の座を固めた。通算8アンダーの単独2位はブラッド・ケネディ(豪)。首位と6打差の3位タイには、永野竜太郎と宋永漢(韓)が続いた。
今大会開催コースの「宍戸ヒルズカントリークラブ」の近くにある茨城県水城高校出身の永野。茨城県の水城高と言えば、横田真一、宮本勝昌、片山晋呉らを輩出したゴルフの名門高だ。永野も在学中は「全国高等学校ゴルフ選手権」で優勝している。
その他にも「全日本パブリック選手権」優勝、「日本アマチュアゴルフ選手権」2位、高校3年の時には「フジサンケイクラシック」でベストアマを獲得。180cmを超える恵まれた体格から繰り出すドライバーショットを武器にジュニア時代から将来を期待される大型プレーヤーだった。
東北福祉大学2年の2008年にQTを受け、翌年の出場権を獲得しプロ転向したが、プロデビュー後はなかなか成績が残せない苦しい日々が続いていたが、昨年はトップ10入り3回で賞金ランキングを62位で終えた。8月の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」では二日目、三日目とトップに立ち、最終日のバック9でOBを含め3ボギーとスコアを落とし、念願の初優勝とはならなかった。
今季は開幕から5試合に出場して、先週の「?全英への道?ミズノオープン」の12位が最高位。同じ1988年生まれの同級生、片岡大育が「関西オープンゴルフ選手権」でツアー初優勝を成し遂げた。
昨年の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」以来の最終日最終組で迎える永野。明日は6打差で首位の梁津萬を追いかける。スコア差は開いているが、上がり2ホールは今大会屈指の難ホールが待ち構える。難易度1位の17番Par4と難易度3の18番Par4をどう切り抜けるかによって、最後まで何が起こるかわからない。大会3日目には永野は17番でバーディを奪った。
2007年には片山晋呉、2010年には宮本勝昌がこの宍戸ヒルズでツアー選手権のタイトルを穫っている。
今年からクラブ契約をPINGゴルフに変更した永野はシーズン開幕前に「今年の目標はレギュラーツアー優勝、自分の武器は飛距離」と語っていた通り、今季はドライバーショットが好調で、ドライビングディスタンスでは284.94Yと現在8位につけている。
名門水城高の先輩に続くことができるか、最終日の若き大砲に注目だ。
【関連リンク】永野竜太郎がPINGと用品契約「今年の目標はレギュラーツアー優勝。僕の武器は飛距離。」
次週はアジアシリーズ!舞台はタイ「THE SINGHA CORPORATION THAILAND OPEN」全ラウンド独占生中継!
1965年にスタートした歴史あるタイのナショナルオープン。2010年からワンアジアのツアーとして開催されており、2013年からJGTOとワンアジアの共催競技となった。JGTOからは60名のツアーメンバーが出場予定。
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