国内男子
「3年計画」の集大成へ! 池田が選手会長に再選
2015年1月7日(水)午後1:54
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日本ゴルフツアー機構(JGTO)は6日、都内で記者会見を開き、2015年度の選手会新体制を発表。当初から続投を推す声が多かった池田勇太が、3期連続の選手会長を務めることが決まった。池田の脇を固める副会長には、宮里優作、宮本勝昌に加え、薗田峻輔が抜擢されている。
1999年の機構発足から3期連続の就任は史上初。かねてから「選手の職場を1試合でも増やしたい」と、就任当初から国内外で精力的に活動を行ってきたが、今季は昨年より3試合増の27試合となることが決定するなど、男子ツアーに明るいニュースを届けた辣腕に対する期待は高い。
「初年度から3年計画でやると言ってきた。3年目の今年は結果を残す年」と意気込みを語った選手会長。また今年は「会長として、最多勝利で賞金王を獲る」と本業との両立をも目指す。過去、片山晋呉(2001年)が賞金2位に入っているものの、未だ選手会長として賞金王を獲った者はいない。
果たして悲願成就で史上初の偉業達成となるだろうか? 昨年12月22日に29歳の誕生日を迎え、プロゴルファーとしても、人間としても成熟の時を迎えた池田。20代最後の年となる2015年。2足のわらじを履きこなし、颯爽とグリーンをかけぬける若大将から目が離せない。