来季賞金シード権、大堀ら75選手が決定!
2016年11月28日(月)午後1:43
国内男子ツアーのカシオワールドオープンが終了し、来季の賞金シード75選手(第2シードまで)が決定。大堀裕次郎、香妻陣一朗ら12人が初の賞金シード入りする一方で、ツアー通算8勝を誇るS・K・ホ(韓)らベテラン勢がシード権を失い明暗が分かれた。
賞金シードは来季フル出場できる60位以内の第1シードと、出場資格が限られる61位から75位までの第2シードに分けられる。今季は出場義務試合数に満たない選手が7人いるため、第1シードが63位、第2シードは同82位まで繰り下がって付与される。
初の賞金シードを獲得したのは、今季のダンロップ・スリクソン福島オープンでツアー初優勝を果たした時松隆光、マイナビABCチャンピオンシップで9位タイに入るなどの活躍を見せた大堀裕次郎ら。また、22歳の香妻陣一朗は賞金ランキング62位でギリギリ第1シードに食い込んだ。
左ひじ痛で昨年までツアーを長期離脱していた平塚哲二は賞金ランク82位に入り、3年ぶり15回目の復活。カシオワールドオープンで2位に入った正岡竜二は、シード圏外の88位だったが、一気に51位にランクアップし、滑り込みでシード権を獲得した。
その一方で、14年連続で賞金シードを保持していたS・K・ホ(韓)は賞金ランク83位で、82位の平塚と僅か1万2,694円差でシード落ち。同102位の深堀圭一郎はファイナルQTには出場せず、来季は生涯獲得賞金25位以内の資格でツアーに出場する。その他、丸山大輔、額賀辰徳、冨山聡、富村真治、横田真一らもシード獲得とはならなかった。