国内男子
上位は混戦模様で最終日へ! 小田は18位タイに後退
2014年11月29日(土)午後5:16
国内男子ツアーのカシオワールドオープンゴルフトーナメントは29日、高知県のKochi黒潮カントリークラブを舞台に第3ラウンドの競技を終了。小平智、今平周吾、平本穏の3人が通算11アンダーでトップに並び、最終日を迎えることとなった。
4打差15位タイからスタートした小平は、出だしの1番で幸先よくバーディを奪うと、1アンダーで折り返した後半でも4つスコアを伸ばし、5バーディ、ノーボギーの5アンダー67と完璧なプレー。12月には米下部ウェブ・ドットコム・ツアーのセカンドQT(予選会)を控えており、勢いをつける意味でも優勝を勝ち取りたいところだ。
上位には、1打差の単独4位に久保谷健一、片山晋呉がつけ、通算9アンダーの6位タイにはスティーブン・コンラン(豪)ら3人が並んだ。さらに通算8アンダーの10位タイには、賞金ランク7位の金亨成(韓)、横田真一ら5人が入っており、3打差の中に13人がひしめく混戦模様となっている。
今大会での賞金王確定を目指す小田孔明は、2オーバー74と2つスコアを落とし、同3位の近藤共弘、竹谷佳孝、手嶋多一らと並んで通算6アンダー18位タイに後退。ホストプロの石川遼は、21位タイからの上位浮上を狙ったものの、8番パー3でダブルボギーを叩くなど1オーバー73の通算4アンダーで同ランク2位の藤田寛之、宮里優作、今田竜二らと並んで37位タイに沈んでいる。