賞金王確定狙う小田孔 3差13位タイとまずまずのスタート
2014年11月27日(木)午後4:58
国内男子ツアーのカシオワールドオープンゴルフトーナメントは27日、高知県のKochi黒潮カントリークラブを舞台に第1ラウンドの競技を終了。この日、6アンダー66をマークした今平周吾、横田真一、朴相賢(韓)の3人がトップで並ぶ中、初の賞金王を狙う小田孔明が3打差の13位タイとまずまずのスタートを見せた。
今大会で優勝すれば、後続の結果にもよるものの、高い確率で初の賞金王に輝く可能性がある小田。注目の第1ラウンドでは、ノーボギーの3アンダー69と安定したラウンドで、上位をうかがえる位置につけた。体調不良も心配されたが、この日のプレーを見る限りは心配なさそう。2008、09年と連覇を飾った得意の舞台で、悲願の賞金王確定となるか?
一方で、逆転賞金王に向け優勝が必須の面々は、谷原秀人(賞金ランク5位)、金亨成(同ランク7位)が小田と並ぶ13位タイ、近藤共弘(同ランク3位)、池田勇太(同ランク6位)が2アンダー70の28位タイ、藤田寛之(同ランク2位)、竹谷佳孝(同ランク8位)は1アンダー71の38位タイ、岩田寛(同ランク4位)は1オーバー73の68位タイと出遅れている。
上位陣は、5アンダー67の4位タイに久保谷健一、冨山聡、高山忠洋、4アンダー68の7位タイには米下部ツアー最終予選会(12月11?16日/フロリダ州PGAナショナル)を控える小平智がつけた。同大会ホストプロの石川遼は、小田、谷原らと並ぶ13位タイ。中盤に一時崩れた場面があったものの、最終9番をバーディであがり、明日につながるプレーとなった。