松山が2打のリードで最終日へ! J.スピースが単独2位
2014年11月22日(土)午後4:04
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国内男子ツアーのダンロップフェニックストーナメントは22日、宮崎県のフェニックスカントリークラブを舞台に第3ラウンドの競技を終了。松山英樹が通算14アンダーまでスコアを伸ばし、後続に2打差をつけて最終日に向かうこととなった。
前日に7アンダー64で単独首位に躍り出た松山は、この日も安定したプレーで首位をキープした。前半は5番、7番、後半は14番と最終18番でバーディを奪い、4バーディでボギーはなし。多くの選手がスコアメイクに苦しんだラウンドとなったが、4アンダー67をマークしておよそ1年ぶりとなる国内ツアー制覇に王手をかけた。
その松山を2打差で追うのは、13年米ツアー新人王のジョーダン・スピース(米)。1アンダーで折り返した後半11番から3連続バーディを奪い、一時は首位タイに並んだものの、17番パー3で痛恨の4パットを叩き、ダブルボギー。それでも最終18番でバーディを取り返して5バーディ、1ダブルボギーの3アンダー68で優勝への望みをつなげた。
上位には、通算11アンダー単独3位にブレンダン・ジョーンズ(豪)、4打差の単独4位に韓国のI・H・ホがつけている。また、賞金ランキングでトップを走る小田孔明は通算8アンダーで、武藤俊憲と並んで5位タイ。池田勇太はスコアを落とし、通算6アンダーで11位タイに後退している。
欧州ツアー通算7勝のゴンサロ・フェルナンデスカスタノ(スペイン)は通算2アンダーの32位タイ、石川遼は3アンダー68とスコアを伸ばして、通算1アンダー36位タイに。12年全米オープン覇者のウェブ・シンプソン(米)は4オーバー75と崩れ、通算5オーバーで予選通過63選手中57位タイに沈んでいる。