国内男子
D.オー初V、武藤が1打差の2位 B.ワトソンは24位タイ
2014年11月16日(日)午後5:34
国内男子ツアーの三井住友VISA太平洋マスターズは16日、静岡県の太平洋クラブ 御殿場コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。デービッド・オー(米)が5バーディ、3ボギーの2アンダー70でプレーし、通算12アンダーでツアー初優勝を挙げた。
通算11アンダーの単独2位に武藤俊憲。トップのオーに2打差の4位タイからスタートしたこの日は前半に2つスコアを伸ばすと、後半14番で3つ目のバーディ。しかし、最終18番で短いバーディパットを外してパーに終わり、優勝したオーに1打届かなかった。
その他上位陣は、通算10アンダー3位タイに5アンダー67で回った近藤共弘、ハン・リー(米)。通算9アンダー単独5位に梁津萬(中)が入り、通算8アンダー6位タイには高山忠洋、松村道央、山下和宏、呉阿順(中)の実力者4人が並んでいる。
一方、池田勇太は後半12番以降に3つスコアを落として1オーバー73で通算6アンダー15位タイ。賞金ランキング2位の藤田寛之は5オーバー77の乱調で通算2アンダー30位タイに終わったが、賞金トップの小田孔明が予選落ちに終わっているため、その差をわずかながら詰めている。
また、3日目に『77』と大失速した“飛ばし屋”バッバ・ワトソン(米)は、最終日も1アンダー71とスコアを伸ばし切れず通算3アンダー24位タイで終戦。石川遼も同じく1アンダー71とチャージならず、通算5オーバー60位タイで4日間の競技を終えた。