海外女子
大混戦の中で地元韓国勢が首位並走 野村は38位タイ
2014年10月18日(土)午後4:30
米女子ツアーのアジアシリーズ第3戦 LPGA KEBハナバンク選手権は現地時間18日、韓国のスカイ72GC オーシャンCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。ペク・キュユン、べ・ヒーキョンの地元韓国勢がそれぞれ4アンダー68で回り、通算5アンダーでトップタイに浮上している。
各選手がスコアメイクに苦しむ中、韓国を主戦場にしている若手2人が首位に立った。韓国女子ツアーのルーキーで19歳のペクが6バーディ、2ボギーで回ると、今年の全米女子オープンで43位タイに入ったべも後半に5バーディ(1ボギー)を奪う猛攻を披露し、ツアー初勝利に向け最高の位置につけた。
日本勢唯一出場の野村敏京は2日連続のイーブンパー72で通算3オーバー38位タイ。「パッティングの調子は良かった」と話すが、3日間とも不完全燃焼のプレーが続いている。「オーバーパーで終わりたくないので、(最終日は)最悪3アンダー(を出したい)」。最終ラウンドは持ち前の積極的なゴルフで納得の行くスコアを出したいところだ。
その他上位は、通算4アンダー3位タイにインビー・パーク(韓)、スーザン・ピーターセン(ノルウェー)、サンドラ・ガル(独)、ブリタニー・リンシコム(米)、カリーン・イシャー(仏)ら10人が並ぶ混戦模様。5アンダー67でプレーしたミッシェル・ウィー(米)が通算3アンダー13位タイまで順位を上げるなど、トップから2打差に17人がひしめく展開となっている。