野村は49位タイ出遅れ、韓国のカンが首位
2014年10月16日(木)午後6:58
米女子ツアーのアジアシリーズ第3戦のLPGA KEBハナバンク選手権は現地時間16日に韓国のスカイ72GC オーシャンCで第1ラウンドを行い、地元・韓国のカン・ハエジが5アンダー67で回り単独トップに立った。日本勢唯一出場の野村敏京は3オーバー75で49位タイと出遅れている。
カンは、3番バーディの後の4番でボギーを叩いたが、直後の5番でバーディ奪取に成功。その後も4つのバーディを積み重ねた。結局、この日は6バーディ、1ボギーの5アンダー67をマーク。地元ファンの声援を背に、ツアー勝利に向け幸先の良いスタートとなった。
野村は、前半(インスタート)をイーブンパーで回ると後半は3つのボギーを叩き後退。この日は、1バーディ、4ボギーの3オーバー75とし49位タイと出遅れた。「距離が出ずセカンドショットが難しかった」と話すが、「スライスかフックかラインが分からず難しかった」とグリーン上でも苦戦。3番パー3では短いパーパットを外すなどミスが目立った。それでも「(2日目は)風がないと思うので、攻めて行ってみようと思う」と前向き。育った韓国の地で巻き返しを誓った。
また、今季の全米女子オープンを制したミッシェル・ウィー(米)は、9月のエビアン選手権以来の復帰を果たしたが、4オーバー76で59位タイからのスタート。メジャー最終戦では、痛めていた右手人差し指のケガが原因で途中棄権したが、この大会でもプレーに精彩を欠いていた。
そのほか、イルヒー・リー(韓)、エイミー・ヤン(韓)、イ・ミンジ(豪)、イ・ミリム(韓)、カトリオーナ・マシュー(スコットランド)が3アンダー69で2位タイ。スーザン・ピーターセン(ノルウェー)らが2アンダー70で7位タイで続いている。前週優勝のフォン・シャンシャン(中)は、1アンダー71で15位タイ。