S.ルイスが首位発進! 野村11位タイ、上原30位タイ
2014年10月9日(木)午後4:25
米国女子ツアーのアジアシリーズ第2戦 サイム・ダービーLPGAマレーシアは、マレーシアのクアラルンプールG&CCで第1ラウンドを行い、世界ランクNo.1のステイシー・ルイス(米)が6アンダー65をマークし単独トップに立った。日本勢は、野村敏京が3アンダー68で回り11位タイ、上原彩子は1アンダー70で30位タイにつけている。
賞金ランクとレース・トゥ・CMEグローブでトップのルイスが、貫禄の首位スタートを切った。この日は、6バーディ、ノーボギーの6アンダー65を記録。18ホール中、15ホールでパーオンするなどショットが安定していただけでなく、27パットとグリーン上でも好調なプレーを見せた。
前週のレインウッドLPGAクラシックでは、最終日をトップタイで出たがスコアを落とし逆転負け。この大会では幸先の良いスタートとなったが、その悔しさを晴らすためにも、残り3日間も気を抜かずにラウンドしたいところだ。
日本勢は、アジアシリーズ初登場となった野村が、5バーディ、2ボギーで回り3アンダー68。何度もバーディチャンスにつけながらパットが決まらず爆発的なスコアを出せなかったが、11位タイとまずまずの位置につけた。また、上原は3バーディ、2ボギーの1アンダー71でラウンドし30位タイからのスタート。ショットで苦戦したが、アンダーパーをマークし2日目以降のプレーに期待を持たせた。
上位は、ルイス以下のベスト10をアジア勢が独占。5アンダー66の2位タイには池恩熹、リュウ・ソヨン、朴ヒーヨン、チェ・ナヨンの韓国勢が占めると、4アンダー67の6位タイにはフォン・シャンシャン(中)、ジェニー・シン(韓)、イ・ミヒャン(韓)、エイミー・ヤン(韓)、ポーナノン・パットラム(タイ)がつけ、欧米勢を圧倒した。連覇を狙うレクシー・トンプソン(米)は、イーブンパー71で40位タイ。