S.ルイス、苦しみながらも首位タイキープ
2014年10月4日(土)午後6:36
米女子ツアーのアジアシリーズ初戦 レインウッドLPGAクラシック(中国、レインウッド・パインバレーGC)は現地時間4日、雷による中断を挟む中で第3ラウンドを行い、ステイシー・ルイス(米)とキャロライン・ヘドバル(スウェーデン)が通算13アンダーの首位で並んだ。
初日からトップに立つルイスがスコアを伸ばしきれない中、なんとか首位タイをキープした。1番でボギーを叩くと、7番もボギー。折り返した11番もボギーとし3つスコアを落とす。しかし、13番から3連続バーディで巻き返すと、最終18番のパー5をバーディで締めくくり世界No.1女子プロの実力を発揮。結局この日は4バーディ、3ボギーの1アンダー72とスコアを1つ伸ばすにとどまったが、リーダーボードのトップを守った。
そんなルイスとトップを分けあったのがヘドバル。初日も6アンダー67を好調だったが、この日は7バーディ、2ボギーの5アンダー68をマークした。賞金ランク75位と下位からの出場だが、最終日は同ランクとレース・トゥ・CMEグローブでトップのルイスとツアー初勝利をかけてガチンコ勝負を挑むことになる。
また、M.J.ハー(韓)がこの日のベストスコアタイとなる6アンダー67で回り通算8アンダー。前日の27位タイから11位タイまで順位を上げた。イーブンパーで迎えた9番パー5でイーグル奪取に成功すると、後半は4つのバーディを重ねて好スコアを記録。2週前のヨコハマタイヤLPGAクラシックで5年ぶりのツアー2勝目を挙げ勢いに乗っており、トップタイとは5打差あるが、最終日も注目の存在と言える。
その他上位は、イ・ミリム(韓)、ブリタニー・ラング(米)が通算11アンダーで3位タイ。レース・トゥ・CMEグローブで2位につけるインビー・パーク(韓)が5アンダー68でラウンドし通算10アンダーで5位タイに浮上している。