2週連続の国内参戦となる遼! 17歳加賀崎にも注目
2014年9月24日(水)午前10:47
国内男子ツアーのアジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフは25日、茨城県の大利根カントリークラブ 西コースを舞台に開幕。今大会には前週のANAオープンゴルフトーナメントに引き続き石川遼が参戦する。
前週は過去5回の出場で予選落ちが2回、トップ10なしと苦手としていた輪厚で二桁アンダーにスコアを乗せるなど成長の証を見せた石川(通算10アンダー15位タイ)。今季は国内4試合の出場ながら賞金ランキングでは4,679万8,857円を稼ぎ出しており、今大会で優勝(今年から3,000万円に増額)を飾れば、他の選手との兼ね合いもあるもののトップに浮上する可能性も。
もちろんその視線の更に先にはマスターズがある。昨年は5年連続で出場してきた夢舞台への切符を手にすることが出来ずに悔しい思いをした。現段階で世界ランキングは82位。これを年末までにマスターズ出場資格が与えられる50位以内に乗せるのが今後の目標となってくる。今大会終了後には米ツアー2014-15シーズン開幕も控えており、その前にポイントを稼いでおきたい。
その他、ANAオープンで4年ぶりのツアーVを達成した宮本勝昌、賞金ランク上位の小田孔明、岩田寛、藤田寛之らが出場予定。また、豪州ツアーを主戦場に戦っている17歳の加賀崎航太の参戦も発表されている。10歳で出場した世界ジュニア選手権(9-10歳の部)で2位に入るなど早々に頭角を現した加賀崎は、前々週のサウス・パシフィック・オープン選手権(豪州ツアー)で2位タイフィニッシュ。世界の舞台で活躍する若武者の実力にも注目が集まる。